2008-01-01から1年間の記事一覧

旅2

鶴岡七日町、朝靄に金峰山。夕はやに暗く、黄金町へ向かへば 周平の故郷近し寒鴉

浦佐より雪の野。八海山の頂が見える。魚野川は冬の靄。新潟駅の喫煙所を見つけた。村上を過ぎると乾鮭づくりする民家あり。庄内の野、白鳥飛来してをり。夕餉に鱈汁。

益子焼

今日は,急須を買う目的で益子へ行った。益子の城内坂のお店の急須を片っ端から見て回る。 一軒のギャラリーで柿釉円皿を見た。綺麗なので一枚買った。柿釉は典型的な益子焼の釉薬である。貧乏人のおじさんにとっては濱田庄司の皿を買ったようなものだ。土鍋…

蕪素 九月の句

バンコクでの句 芭蕉の葉托鉢の僧通りけり 放生の鯰逃げけり朝の市 バンコクのとあるソイ(路地)の朝市で見かけた金魚屋さんである。 ソイの奥の方にはワット(寺)があり、ワットの横には水路がある。 この金魚は、その水路に放つのか、持って帰って観賞用…

トンチャイ

Bird ธงไชย の แฟนจ๋า/fean jaaトンチャイがチンタラというモラーム系の女性歌手と歌っています。 アーソク通りのカラオケで息子の嫁の姉と弟が歌ってくれました。 01-Bird ธงไชย-แฟนจ...Hosted by eSnips

浅草ジンタ・天辺

浅草のヨーロー堂(レコード店)へ浅草ジンタの天辺を買いに行くが完売で,手に入れることができなかった。写真は,ヨーロー堂の店頭にある浅草ジンタの街頭宣伝自転車。浅草ジンタ・天辺

日本語の使えないパソコンから,日本語メールを

きのう,よっしーが退院したので見舞いに行く。 ゆきみに,よっしーが家にいないけど本当に退院したのかと電話をする。よっしーからの電話「家に来たんだって,今駅前のm店の地下にいるよ」と,ゆきみから「どうした」と,それから「わたしも今m店」という…

歌仙 くらげの巻

離れ離れて,メールで歌仙を巻いております。 青空 東京と仙台を往復している女性,近々結婚 蕪南 「こち亀」,「ケンバンド」を小生に教えてくれた信州・塩尻の男性 蕪素 そして小生 歌仙 くらげの巻 発句 青空 夏 万華鏡とび出しさふな海月かな 脇句 蕪素 …

Wani pok(ワニポック) / carabao

Wani pok / carabao Wani pok 1Wani pok 2Wani pok 3 歌う乞食(ワニポック) / carabao 私の目は見えないが 私の命は暗闇に閉ざされてはいない 確かだった愛はもう二度と戻って来なくとも 歩み出す 腹を空かせたまま 時が経つのも知らず 通りすがりの人…

バイ バイ

モデムがいかれてしまっていた。光通信のPR電話が五月蠅いほどがんがんかかってきていたので,モデムを買い換えるより光通信にしようと申し込んだ。すると,「お宅は光通信の圏外です」なんって云われちゃって,じゃ,断っても断ってもかけてきた電話はナン…

六龍鉱泉

五条天神を抜け六龍鉱泉へ向かう。五条天神は大祓。 六龍鉱泉の湯は,志ん生の「強情灸」のまくらに出てくるような熱いお湯。コールタールを浮かせたようにどんよりとした黒い湯である。湯に入り,壁のタコメータ式の温度計をみると50℃,やったね,新記録…

ロット・イーテーン

ロット・イーテーン バンコクの町を出ると不思議な車に出会う。地方都市の郊外へ行くと,まか不思議な乗り物に出会ったりする。 小生の息子の嫁は,コラートの郊外の出身。嫁の実家へ向かうには,ケバケバの車体で,かなり大きな音を発しながら,むちゃくち…

パンファー橋

バンコクのプラトゥ・ナーム市場は,衣料品の巨大市場である。市場からセンセーブ運河に向かう途中にカオマンガイ(ゆで鳥ご飯)のうまい店がある。カオマンガイを食べてプラトゥ・ナームの船着場から運河ボートに乗って,エメラルド寺院などがあるオールド…

蕪素 五月の句

自由詠 暮かぬる今日は窓辺に孫がゐて 春の夜やひだり枕の歌を読む この歳でまだ夢語る椎若葉兼題 行く春をフェルメールブルーの電車にて 山桜箱根長閑き信号所席題 五月雨やわけ入る先は南谷 五月雨に耕地整理の田が見えて

タイフェスティバル

昨日と今日の2日間、代々木公園で開催されたタイフェスティバルへ、コン・マァーク・グゥーン・パイ(人が多すぎる)で大変でした。 いろいろ食べ歩いた。一番の収穫は、池尻大橋の出店「ソウル・フード・バンコク」のガイ・ヤーンがメチャウマ、鳥の焼き方…

季語・夏(三夏・初夏)

今日は立夏です。太陽黄経45度と云ふことですね。 夏の季語です。三夏は旧暦の夏いっぱい使える季語です。初夏は旧暦四月(卯月)中に使う季語です。■■ 三夏 ■■○暑し あつし 暑さ 暑苦し 暑き日 暑き夜 暑 暑気 暑月 暑熱○涼し すずし 涼気 涼味 夏のほか 夏…

サオ・ビア・チャン その2

4月20日の「サオ・ビア・チャン」に、whitestonerさんからコメントをいただき感謝感激。 ----------------------------------------------- せっかくだからyoutube映像など貼るといいですよ。 http://jp.youtube.com/watch?v=iPE9xjyc7i4 ------------------…

FTPを使う

仕事で、某社のサーバへデータを送るため、久々にFTPを使った。ついでに、おじさんの昔のHPの残骸はどうなっているかウェブサーバを覗いてみた。まだありましたね。FTPが欲しかったら FFFTP Support Page○FTP(File Transfer Protocol) インターネットなど…

サオ・ビア・チャン カラバオ

先週は、毎晩、カラバオ(CARABAO)のサオ・ビア・チャンを聞いていた。 サオ(若い娘)・ビア(ビール)・チャン(象)で、象印ビールの娘とでも云うのかな。タイのビアホールへ行くとメーカーから派遣され、派遣先のビールだけの注文を取る娘さんたちがいる…

四月の句 蕪素

四月の句 巣鴨駅窓に花片うごきけり 用水路流れは流れ花は渦 蒲団店花雪洞に名ありけり 花の影風雨多しと青テント 菜の花の土手に沿う町黒い屋根 1句目、巣鴨駅で山手線の窓越しに、大粒の雨のように桜の花片が落ちてくる。動くと云う動詞を思いつくのにだ…

吟行 遊雲

吟行へと、北千住よりフェルメールブルーのロマンスカーで箱根湯本へ、先月から、地下鉄・日比谷線をロマンスカーが走るようになった。季語の上では行く春であるが、霞の箱根路、山桜を眺めつ登山電車で強羅へと向かう。強羅では蕎麦を肴に酒となる。ケーブ…

清明 杜牧

朝は雨でしたが,昼前からやっと晴れました。今週はうっとうしい雨が続きちょいと疲れました。ちょいと疲れたを漢詩風に云うと「魂を断たんと欲す」と云うそうです。よけいに疲れるようですが,大げさに云うところが好きです。 清明 杜牧 清明時節雨紛紛 路…

春なのに秋の収穫が気になります

タイ正月・ソンクラーン(สงกรานต์) 来週,タイはお正月です。タイにおける旧暦の新年で,4月13日から15日は祝日になっています。 この週末から,日本と同じように帰省ラッシュが始まります。この期間,街を歩いていると,また,乗り物に乗っていても,土地の…

「幕の内弁当な日記」の意味

Hatena Diaryを書き始めて、今日で30日分になった。内容は軽佻浮薄、文章は支離滅裂なので、日記のタイトルを「幕の内弁当な日記」とした。ブログの基本的な使い方はわかったかなと云うところです。 コメントで、お付き合いをしていただきました cosachiさ…

したゝかに水をうちたる夕ざくら  万太郎

日暮里渡辺町に住みて したゝかに水をうちたる夕ざくら 万太郎 花は、寒くて散れないようである。三年前の花のころ、田端 駅で降り、久保田万太郎が住んでいた旧渡辺町辺りを歩き、 おじさんは、 花冷や渡辺町といふところ と云う句を詠んだ。 おじさんのよ…

蔵書データベースを作る

朝日新聞beで、「てくの生活入門」蔵書データベースを作るを読む。 バーコードリーダーを買って「私本管理Plus」をダウンロードし、インストールして、バーコードリーダーをUSB接続し、ソフトを立ち上げたら、バーコードリーダー入力で「蔵書リスト」…

超多言語翻訳

国際電気通信基礎技術研究所(ATR)は、携帯電話を使って17カ国語に翻訳できる「超多言語テキスト翻訳システム」のサービスを開始。1年後を目途に有償に移行するが、それまでは無料で使える。携帯電話から、 http://atr-langue.jp/smlt/ にアクセスして、携…

花の雲鐘は上野か浅草歟  芭蕉

今日は、花曇と云うよりも花冷えなり。花の雲鐘は上野か浅草歟(か) 芭蕉とても簡単そうな句ですよね。たけど、菅原道真の漢詩「不出門」の「都府楼纔看瓦色、観音寺只聴鐘声」をよりどころにしていると云われちゃうと、ちと考えちゃうね。それから、花の雲…

桜がりきどくや日々に五里六里 芭蕉

昼の買出しへ、桜が満開です。自転車をちょいと脇に、芭蕉の像の写真を撮りました。 この辺りは、草加市で、綾瀬川、古綾瀬川、伝右川の合流地点、道も旧日光街道と旧旧日光街道の合流地点。「おくの細道」に、芭蕉は、草加に泊まったことになっているのでの…

宮沢賢治 春と修羅の序

春と修羅 序わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電燈の ひとつの青い照明です (あらゆる透明な幽霊の複合体) 風景やみんなといっしょに せはしくせはしく明滅しながら いかにもたしかにともりつづける 因果交流電燈の ひとつの青い照明です (ひかり…