春なのに秋の収穫が気になります

タイ正月ソンクラーン(สงกรานต์)
 来週,タイはお正月です。タイにおける旧暦の新年で,4月13日から15日は祝日になっています。
 この週末から,日本と同じように帰省ラッシュが始まります。この期間,街を歩いていると,また,乗り物に乗っていても,土地の人や道行く人に,お祝いと云うことで水と米の粉を浴びせかけられます。
 また,ちょうどこの次期は,米の収穫がすみ新米の出荷時期です。タイのニュースを見ていると,スーパーマーケットでの米の販売は一人一袋だとか,米関連の会社の株価が倍になったとか,政府は備蓄米を放出するだとか云う記事が気になります。
 米の不作ではなく,業者の買占めのようです。従来の業者以外も参加しているようです。タイ米にもブランド米があって,もともとブランド米は中国へ輸出され,中流米と云われているものはタイ国内での消費用のようでしたが,この中流米が輸出にまわってしまったために,今,騒動がおきているようです。
 
 日本で食べたタイ米って,本当に不味いですね。タイに行ってあの不味い米を探すのは大変なことです。日本は屑米を輸入したのかなと思います。屑米ではごへいがあるので,麺などに加工する原料になる米を輸入したのでしょう。
 今年,もし秋に日本の米が不作であっても,あの不味いタイ米を食べることはないでしょう。日本にまわってくる米はないと思います。