2008-03-16 諏訪の俳人 岩波其残 「江戸俳画紀行」(磯部勝著・中公新書)を読み、信州諏訪の俳人・藤森素檗(そばく)の句をネットで拾ってみようとしたが、なかった。 変わりに、諏訪の俳人・岩波其残(きざん)の句を拾った。其残も俳画をかく。 岩波其残 文化12(1815)年〜明治27(1894)年 長生きがしたくば御座れ花の山 湖も不尽も寒の仲間哉 後からいそげとて降霰哉 噺すのに聞人の眠る火燵哉 齢までも貰てとるや雑煮箸 梅が香や客見送りて〆る木戸 大かたは酒に折れる桜かな 鬼はそと福は内とて口まかせ ○岩波其残を紹介しているHP 俳人・岩波其残の世界