紙幣に生活のニオイがある

 タイのお金は紙幣で1000バーツ,500バーツ,100バーツ,50バーツ,20バーツ,コインで10バーツ,5バーツ,2バーツ,1バーツ,それから0.5バーツの50サターンがあります。私のバンコク生活での一回の食事は30〜80バーツ,果物やお菓子代が10〜30バーツ,BTSの電車代が20〜35バーツ,バス代8バーツ,ソンテウ代(トラックを改造したバス)5.5バーツで,ほとんどコインの生活ですが20バーツ紙幣はよく使いますので,財布の中は100バーツが2,3枚と20バーツだらけです。


 洋品やさんの前で,果物の切り売りをしているお店です。コンビニや病院の出入口,取りあえず人通りがあれば店を広げます。レストランの前だろうとスペースがあれば食べ物の屋台があります。屋台で売られているものは,おおよそ50バーツ以内のものばかりです。そんな生活の中でやり取りされる20バーツには生活のニオイが染み込んでいるようで,バーツ紙幣を財布から取り出すときになんとなく生活のニオイがします。


 私の好きな揚げ餅のお菓子。この1つを細かく切って砂糖とごまをまぶしてくれます。(ブッタ・マーケットで)


 竹かごを買った人が,かごを無理やりトゥクトゥク(三輪オートバイのタクシー)に押しこんでいるところです。後ろにも竹かごを紐でくくりつけています。走ったらひっくり返りそうです。これで,街の中を走ろうというのですからバイタリティがあります。バイタリティとは人への迷惑は気にしない,マイペンライということですかね。