井伏鱒二の厄除け詩集

今日は旅先。しんしんと新庄にゆぎさ降る。出歩くには雪が多すぎる。
井伏鱒二の厄除け詩集を読む。
欲別牽郎衣 ワカレニクサニソデヒキトメテ
あぁ、冬ソナの最後の別れを思い出してしまった。
明日、空港には来ないでくれ。君をおいていくのは辛いら。そして君がどこへ行ってもよく食べて、よく寝て、しっかりと生きていくと約束してくれ。
ええ、約束するわ。
別れぎわユジンは、チュンサンの・・今、外は雪。